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お、おおお!?
抹消許可きましたか…
ぴく悪抹消以外許可があるようですので、迷わず全員につけにいきます…

ああ、本当にうちチキンだ…。
殺すだの悪だのの世界に浸っておいて、抹消が怖くて堪らん。
自キャラに注いでる何かが異常なんか…。

あー、でもまぁ太公望は割りと故人でも気にしない…、あ、いやいや。


それより何より、コウギ君回復使えるとばっかし思ってた。
\(^o^)/
まぁ、お手軽回復要因ってのがいても話的にはつまらないのかのぉ…。
バサラはチートに自動回復しますが\(^o^)/


そんな訳でワーズとジョルジョのお話。



自分の子達しか出ていない上に、
一部の人(3人くらい)にしかわかんないネタが盛り込まれているのでスルー推奨。





 
Ж Ж Ж Ж Ж Ж Ж Ж Ж Ж Ж Ж


「じゃあさ、デートしよう」

「…は、はい?」

閉店間近のその時刻。
場所はバー・ワーズワース。

ニコリ、としたジョルジョの表情にワーズは固まった。





時は少しさかのぼる。
雨の夜。
誰もこないだろうから早めに店を閉めようかとした矢先に、
彼、ジョルジョがは僅かに肩を濡らしながら彼女の店に滑り込んだ。
少し、バツの悪そうな顔をして。

話せば長くなるのだが、
彼はとある人物に扮して演じ続け、そしてバレる寸前に辛くもその場から脱出。
後に残された人たちは、なんとも不可解な気分で(というよりは不快)その場を過ごした…
…そんな小さな事件があった。

その場にたまたま居合わせたワーズは、恐らく彼女だけであろう、
その、ある人物に扮した元の人物、というのに大方予想が付いていた。

即ち目の前にいる、

「で、やっぱ俺だって分かってたんだ?」
「ひゃ?え?はい?」
先に解答されてしまった様な気持ちでワーズは面食らう。

「え、えと、」
「いやだって、いらっしゃいませー、もなしにさ、そんな食い入るように見られてちゃ、さ、」
「あ、う」
そこでようやくワーズは自分の行動に気が付き、すみません…と消え入りそうな声で呟く。
慌ててタオルを差し出せば、肩を軽く拭きながらジョルジョは微笑む。

「いやいいっていいって、だって不快にさせちゃったの俺だしなぁ、まぁ、俺だって後で不快な目にあったけど…ま、それはさて置き、だ」
「え?」
不意にジョルジュは真剣な顔でワーズを見つめる。

「お詫びが、したいんだ」
「お、お詫び…?」
「うん。大したこと、できないだろうけれど、だから、ね、俺と」

そして、冒頭に繋がる。







「や、デート。な?デートだよ?俺、ワーズちゃんとデートしてみたかったんだ」
大事な事だから、と言わんばかりにデートデート繰り返す目の前の男を、ワーズはまじまじと見つめる。

容姿で言えば、まぁ、きっとイケメンの部類。
あんまり容姿に凝った方でも無いので、何が格好良い!という拘りをワーズは持っていなかったが、
ジョルジョが、綺麗、と思うことはあった。
動きが、その一動作が綺麗で、こう、見習いたい部分があると思うことはよくあった。

だから…印象で言えば、好印象…だが、
だからってデートしたいどうのこうの、には結びつかなかった。

それに、ワーズには、

「ん?いや、嫌だったらいいんだけどさ」
「え、えと、嫌とかじゃなくてですね、あ、あの」
覗き込むように話しかけるジョルジョにワーズはどうしてかギクシャクと目をそらして声を上ずらせる。

「嫌じゃない?おお!それはいい返事だ、嫌の反対って言えば良いに決まってるじゃないか!
うん。じゃあ今度の水曜日。定休日の日だったよね?昼頃、お店に迎えに行くからさ」
「え、えっと、あ、あの、」
「ああ!いけない!ちょっと今からヤボ様なんだよね。いやぁ、残念。うん。残念だ。一杯飲みたかったけれど。
じゃあ、また今度。お嬢さん」
相手に話す間も与えず、という表現に相応しく一気にジョルジョは喋りつくし、
そしてまだ雨の振る夕闇に消えていった。



「…あう…どうしよう…」
取り残されたワーズは、唐突の展開に、困惑の表情をただただ浮かべるばかりだった。








「で、さ。俺、迎えに行くって言わなかったっけ?」
「あ。えと、聞いていました…」
「うん。で、デート、だよね?」
「う、あ、はい…」

意思確認にはYES。
じゃあ、きっとその格好は、彼女なりの、頑張った格好なのだろうか。

でもねぇ、

「…服、ジーパンとシャツしかないわけ?」
「…そう、なんです…。だって、女の子らしいのは似合わないし…」
「……まじで?」
本当に持っていないとは、
しかしその容姿や体型の自信のなさは一体どこから来ているんだろうか。

「だって、ほら、後ろで結わえてる髪下ろすだけでも印象変わると思うんだけどなぁ?」
「いえあの、だって、飲食業なのに髪の毛が垂れているのも…」

……いやあの、

出掛かったツッコミをジョルジュは飲み込んだ。


彼女は、ワーズは何故かしら、自分を卑下し、そして仕事以外の時間を…
必要以上に他人との接触を求めようとしない。
今日だって強引に誘わなければ、いつも通りひっそりと家にいるか、
それか茶菓子屋を開けているか、のどちらかだっただろう。


…さて、そんな彼女に俺が出来る「お詫び」といえば、



「なぁ、ワーズちゃん?」
「え、あ、はい?」
きょどきょどした彼女の表情を見てジョルジョは小さく笑う。


「じゃあさ、デートは関係なしで、普通に遊ぼうか?」
「普通に…?」
「いや、まぁね、デートも遊ぶも変わりないけれど、変に意識して気取ったところ行くんじゃなくてさ、
ちょっと買い物にでも行く気分で」
「……そ、それなら、」
言い方を変えただけであろうが、それでも、幾分か軽い気持ちでワーズは今度は肯定を口に出す。

どうぞお嬢さん、と大仰に手を差し出すジョルジュに、ワーズは小さく笑みを浮かべておずおずとその手をとる。

そうして、狂った街での穏やかな時間が、ゆっくりと始まった。






P.S



「とりあえず、さ今日位は髪の毛下ろしてもいいと思うんだけどな?」

ジョルジュは、いつも女性にそうする様に、慣れた手つきで耳の後ろ辺りにそっと手を伸ばし、

「ひゃうッ…!」
「え?!何!?」
唐突に、ワーズは耳まで火照らせてしゃがみ込む。

え、何、どんだけ純情なの…

半ば呆れるジョルジュに、ワーズは涙目でか細く呟く。
「み、耳の後ろ、昔から弱くて…」
「ああーそれはごめん。…あ、」
すまなさそうな表情のジョルジュはしかし、何かを思いついたようにニヤ、と口の端を上げる。

「ジョルジュ、さん?」
「あーいやいや、何でもないんだ」
取り繕うようにジョルジュは笑む。


…ガルシアに、いい土産ができたかねぇ、

そっと、心でそう呟きながら。



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2008.11.17 


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