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しぃちゃん

別の記事用に書いていたけど、結局その記事自体を載せなくなったので置いておく!
あれだ。最近AA描いてなかったらいらいらしてた!
描いたら落ち着いた!
おk。
始まり。





時系列的にはここと私のいなかったチャットの続き。











ここにいるよ?

でも、どうして駄目なの?

読んだら、駄目なの?

みんな、どこかにいっちゃう。

寂しいな、寂しいな。

でも、僕のせいじゃないの。

拾っちゃうんだよ。

声を。

声を。

声を。

"親父殿"

あ、

ほら、

また僕の頭に入ってきた。

でも、

でも、これ、

でも、






そこで思考をやめる。
その子供ほどの背丈の、---は周囲を見渡し、
そしてその後を、そっと付いて行った。
















最近、ゼロに会ってないのぉ。

ガルシアの、ソラーリオのポールマンに会い、そしてポールマンが欲しいと訴えるワーズを思い出して、
雪之丞はぼんやりと、自分と関係を持ったそのポールマンを思い出す。

…会っていない、ではなくて、恐らくもう会う事はないのかもしれない。
風の噂、というよりは鉤辻の確かな情報で、ゼロが雛芝に入った事を知った。

幾らなんでも、対立している組織だ。
おいそれ、簡単に会う事もできまい。

…まぁ、口上だけの、事やったしのぉ…。
けれども、"親父殿"って呼ばれるんは…まぁ、嬉しかったけどなぁ…


ぼんやりと空を仰ぐ。





「さて、と」
写真のネガを渡したと言うのにえらく高いオマケがついてしまった。
雪之丞はまだ痛みの残る節々をさする。

…そして当面の目的は、

この夜市小路の攻略だ。


先程のモヤモヤをぐ、と脳に仕舞いこみ、

ニィ、と雪之丞は、子供のような楽しそうな笑みを浮かべ、

不可思議な闇へと飛び込んでいった。


コツコツ、

たすたす、


コツコツ、

たすたす、

コツ、

たすた…



そろえた歩調で付いて来る足音。
付けられているのだろう。

大丈夫だ。
金品目的の輩か何かしらないが、この夜市の化け物ではない。
奴等は、そもそも付ける、という行為はしないだろうから。
ならば、相手は人間だ。
少し脅かしてやれば、どこかに行ってしまうだろう。


コツコツコツ

唐突に雪之丞は足を速める。

た…タス…タスタス

慌てたように付いて来る足音。

距離は一定。
……ならば。




「誰やぁ…知らんが…儂を鉤辻のモンと知っての行動か?あぁ!?」
怒気をはらんだ(と思わせる)脅し文句を放ち、

シャッ

振り向きざまに刀を抜き放ち、
一足飛びに後ろとの距離を詰め、

その何者かに刀を向け……






…………


雪之丞は固まる。

相手も固まる。



「え、っと、ポールマン?」
「あ、はい。とりあえずポールマン」
刀を向けているのに、どこかきょとんとしたように相手は返事を返す。

「……まぁ、どうみてもポールマンや」
毒気を抜かれた様な表情で、雪之丞は刀を鞘に納める。

33号でも15号でも6号でもない。
所謂、野良ポールマンだろうか?
ボロを纏ったような身なりに少し同情を覚えたが、雪之丞は冷めた目のままポールマンを見下ろす。

「なんやぁ、よう分からんが…後付けるんやったらせめて普通の後に付いていきぃ。
儂みたいなんに付いて言ったって新しい服は貰えへんでぇ?」
「え、えっと」
「ほななぁ」
返事も聞かずに、雪之丞は再び歩き始める。

普段なら、もう少し柔らかく言ってやれるだろう。
先程の自分の思考に、少しイライラしていたのかもしれない。
いくらポールマンを見かけようと、それは、
自分を"親父殿"と呼んでくれる、あのポールマンではないのだから。

そう考えながら、足を速め、






「ま、待って!待って親父殿!」

……は?

親父殿?

今、何て?


信じられない、といった風に、ゆっくりと踵を返す。

ゼロではない。
一回り小さい、普通のポールマンだ。





「今、何て言うた?」
「え、えっと、待ってください…」
「ちゃう。その前や」
「……"親父殿"」

今度は確かにはっきりと、聞き取れた。




「なんで、それ、」
訳の分からない、といった表情で雪之丞はポールマンを見つめ、








「見ぃーつけた!野良野良~野良~ポールマン!そして鬼のお爺ちゃん!」
出し抜けに明るい声が響く。

「…なんやぁ…!?」

その、妙な風体に、今度こそ雪之丞は、刀の柄に手を掛けた。
















仕事行くので続きは一年後\(^o^)/

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2008.12.05 


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