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やっと!やっとお休みもらえたよ…!

11連勤16時間労働ッ!

あああーやっと一区切り。
後は新人さんの教育がんばればもっと楽になる…。
3日間の睡眠時間合計が6時間だよやっほい!な日々もちょっとマシだよ!

それでもなり茶に行く自分は本当病気です(…



ひとまず遅れました拍手お返事
>anubisさん
いえいえー。ぴく悪ブログ見つけると即効リンクしたくなるので!
お蔭様で未発見ブログ除いて、ぴく悪ブログ88件になりました。



そういえば、
某人のブログに自分宛のメッセージを見つけたのでもしょり。

>そういえば彼ってちゃんと人間ですよね? 「鬼」と呼ばれていますが…

……  


ゆっきー

ニコ!


ちゃんと人間ですよ。
人間としか、動いていませんきっと。
…と書くとなんだかなー。


言いますけど、「鬼」じゃーないです。
しかし私が一般人作るわけないですよねー?いあまちゃんしらかさん(笑顔

自分がキャラを作ろうとするときのコンセプトの一つとして、
何という背景があっても、普通であろうとする、一般的にあろうとする
という行動理念を持っている人物が割合、出来てしまうことがあります。
まぁ、ゆっきーはそんな人物の一人。
だから、人として扱ってくれればいいです。いいと思います。



って、あれ。

ゆっきークリスマスイヴ生まれなんだ!(←初めて知った
あー。間に合って良かった良かった。



そんな訳でつらつら溜まっていたものを書き書き。
夜市小路は高揚した気分落ち着いたら書くよ!



以下gdgd書き

うおお。なんてgdgd

元気な時ほどgdgdなものができるのはもうなんというかマイロード。



『人と鬼』




「ら・ら・ら・言えるかな~♪悪人の名前~♪」

気分良く歌うのは50号。

ここは小鳥遊の邸宅へ向かう道のりの一つ。
場所は分からないが、暗黒街の外であることは確か。
膨大な自然に囲まれた、木造の一戸建てがその先に待っている。
と、言うよりは長屋に近い造りの家だろうか。

普段は鉤辻で暮らす雪乃丞も、思い出したように月に何度か、
この家に立ち寄る。

「えらい調子ええやん?」
「えっへっへー。この間ね、お爺ちゃんのお友達の写真、いーっぱい撮ったのー♪
僕もおじいちゃんみたいにソラーリオやガルシア、色々撮ったんだよ♪」
くるくるくる、しゅた、とよろけているのか踊っているのか分からない足取り。

かつては、おびえていただけのこのポールマンも、進んで夜市を歩くうちに、
そしてあの暗黒街を練り歩くうちに、
根本的なものが随分と変貌してしまったような気がする。

「どうしったのー?」
「いや?何でもあらへんでぇ?」
優しい瞳で50号を見つめながら、雪乃丞はのんびりと返事をする。


この峠を過ぎればもう直ぐ懐かしい我が家だ。
足を踏み外せば転げ落ちそうな岩山を、50号は飛ぶように、
雪乃丞は跳ぶように歩いていく。

「そうだ!おじーちゃん!!」
「な、なんや?!」
驚いたような50号の声に雪乃丞も驚く。

「うん。この間ねぇーガルシアとソラーリオにねぇ、
ダメー!って言われちゃったんだ♪」
「ん?何をや?」
「おじいちゃんが「鬼」って言いふらしたら、「ダメ」って、」
「ちょ、ま、まてまてまてぃ!」
ズビシ、と左手は突っ込みの合いの手を入れつつ、しかし雪乃丞は慌てる様に50号をみやる。

「そんなん言うたん?」
「言うたよ♪」
「…誰が儂の事、鬼て言うたん?」
「傘が言ってたよぉ♪鬼のおじーちゃん!」
「骨ボロボロに折って薪にしたろかぁ…あの傘ぁ…」
ハッ、と吐くように呟き、そしてあーあ、と感嘆を漏らす。

「だからなぁ、ガルシアが殺人鬼やのなんやの言うた時反応しとったんかぁ…」
「んーん?ダメだったこと?」
「ダメっちゅーかなぁ…」
ポリポリと雪乃丞は頬をかき、そしてうーん…と考えるように唸る。

「せやかて、儂別に「鬼」とちゃうで?」
「…え?」
「だって、儂、人間やし」
「…ええー!?」
「いややなぁ?そない疑うんか?」
「だってぇ、だってさぁ!」
ぴょん、と軽やかに50号は雪乃丞の肩に肩車宜しく飛び乗る。

「人間だったら、こんな耳は生えないし、こんな角も生えないよぉ♪」
「ッ痛!いや、痛いから、ぎゅー、はあかんて!」
逃げる犬の尻尾を摑むが如く、ぎゅー、と雪乃丞の頭に生える耳を掴む50号。
ほらー♪やっぱり本物だぁ♪、と歌いながらひょいと地面に着地する。

「いや、なぁ?あれや50号。世の中にはなぁ、奇形言うてなぁ?人とは見た目が違う者もおってなぁ?」
「でもおじいちゃん、普段は耳生えてないよ♪」
「そ、それはなぁ…」
子供というのは何でも知りたがる者だ。
雪乃丞は言葉を考え、選びながら、そうしてじぃ、と待つ50号にようやく向き直る。

「儂が言いたいんはなぁ、つまり、そのものが持って生まれたものやのうて、そのあり方について、…な、言いたいんや」
「あり方?」
かくん、と50号は首をかしげる。

「せや、…例えば、なぁ、同じ人間や言うても、やる事違たら、全然別な生き物として見られる事あるやろ?」
「うんうん」
「ええ事した人はぁ「天使」みたいやわぁ、て言われるし、その逆やったら、「悪魔」や!て言われるやろ?」
「ふむふむ」
「せやったら、人らしい行動をしてる何かかて、その言動が人らしかったら、「人間」やなぁ、って言われても、おかしないやろ?」
「…確かに?」
納得のいかない、といった風ではあるが、コクリ、と頷く50号。

「せやから、儂は「人間」やねんで?だからそない、「鬼」「鬼」言われるんはなぁ…
ああ、鉤辻の「鬼」ってネーミングは好きなんやけどなぁ」
朗らかに、雪乃丞は笑う。
峠も中腹を過ぎた。
あと少しで懐かしい我が家が見えてくる。

「じゃあ、ね!おじいちゃん?」
「ん?何や?」
暫く押し黙って付いてきていた50号は、瞳があるなら、真摯な瞳で、という表現が見合うだろう、
そんな表情で雪乃丞を見上げる。

「人間に見えるおじいちゃんの、中身はやっぱり、なんなのかな?」
「……せやなぁ]
あんまりにも真剣なその表情に、雪乃丞は少し迷い、そして、





「ああ、あんまり遅いから道にでも迷ったのかと思いました」
不意に、上から降ってきた声に2人は空を仰ぐ。

先に目に付いたのは、ひょこんと飛び出た耳。

「ロン」
どことなくホッとしたような表情で雪乃丞は顎をしゃくる。
先ほどの真剣な様子はどこへやら、ろんー♪と隣ではしゃぐ50号。

「せっかく久しぶりにこちらに帰られたんですからね、
腕によりをかけて、食事を用意していたんですよ?」
「ああ、すまんなぁ、ちぃと、話し込んでもて、」
ちらり、と、横目で50号をみやったが、彼はもうご飯で頭がいっぱいなのだろう、
緩やかな傾斜を登りもせず、器用にまっすぐにその崖にも近い急斜面を飛ぶように登っていく。

「まぁそれなら仕方がないですけど。ああ、50号、気をつけてください?そこ滑りやすいですよ?」
手を貸して50号を上に上げてやるロン。
はやく!おじーちゃんもはやくー!と50号は雪乃丞を急かす。


流石にまっすぐは無理やなぁ、
笑いながら雪乃丞は緩やかな傾斜面を登っていく。


振り返れば、遙か後方にに見える暗黒街。
悪人が住まう町。

雪乃丞は、ふと思う。

誰かが「鬼」と自分を呼ぶのなら、
それはきっと、自分だけではない。
あの街の人々全てを「鬼」と呼ぶのに相違ないだろう。

いや、人だけではない。
ありとあらゆる生き物が、
建物が、場所が、事象が、
あの街全てが、
魑魅魍魎の塊なのだろう。

そこに踏み込めば、
誰しも、「鬼」へと変貌する。


………

だからこそ。

自分は、…感謝しなければならない。

仮初であろうと「人」に戻れる場所があることを。
そして暗黒の街の中であろうと、
「人」として振舞える友がいることを。

たとえ、いつか、





「おこおちゃーん!」
「おお。今行くでぇ」

思考はそこで途切れ、


ややあって、再び楽しげな声が、その空間に広がっていった。
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2008.12.18 


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